インプラント治療に限ったことではありませんが、「
治療後のプラークコントロールの励行」と「
定期検診の受診を忘れないこと」が大切です。インプラントを埋入した部位を清潔にすることは、患者さんにとって最低限守ってもらわなければならないことです。とはいっても、特別なことが必要なわけではなく、天然歯と同様に食後の歯みがきが大切です。

また治療後時間が経過してくると、定期検診を忘れてしまう患者さんがいます。インプラントでは、天然歯と違い歯根膜がないため
状態が悪くなっても痛みを伴わず、ついつい知らないうちにインプラント周囲炎になる場合もあります。さらにインプラントを植立したときに健康体であっても、数年後・数十年後に生活習慣病に罹患する可能性があります。

インプラント・天然歯どちらでも、全身状態がお口の中に影響を及ぼすことがありますので、日ごろから定期検診を強くお勧めします。